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継続的なリハビリをサポートする商品やシステムを提供する企業

16 days ago

リハビリを継続して行うためには、患者さま・利用者さまのモチベーション維持やリハビリを実施する環境づくりが大切といえます。
本記事では、継続的なリハビリをサポートする商品やシステムを提供する企業を紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。

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株式会社ブラボーグループ

「音楽とムーヴメントで人生を変えていく!」というミッションのもと、フィットネス・健康・ライフスタイル向上のための商品・サービスを提供する株式会社ブラボーグループ。フィットネスクラブの成長支援や人材育成、フリーランスの活躍支援、エンドユーザーへの健康情報提供など、多岐にわたる事業を展開しています。
同社が提供するトレーニングは、フィットネスクラブだけでなく、デイサービスなどの介護施設や整形外科クリニックでも活用され、高齢者を含む幅広い人々の健康増進に貢献しています。

介護予防やリハビリにも活用できる「TRXサスペンショントレーナー」

世界中のトレーニングファンに親しまれているTRXサスペンショントレーナー。高強度トレーニングのイメージですが、柔軟性と適応力に優れ、低体力者・高齢者のトレーニングや介護予防、リハビリテーションにも広く活用されています。

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▲画像提供:株式会社ブラボーグループ


同トレーニングでは、専用のストラップを使用し、自重を負荷としてさまざまなエクササイズを行います。強度は、身体の角度や支持基底面の大きさなどで自在に変更可能。トップアスリートから高齢者まで、体力レベルに合わせたトレーニングを提供できます。負荷を軽減すれば、歩行動作やスクワットなどのサポートにもなり、日常生活動作の改善にも役立ちます。体幹を刺激し、可動域の改善やバランス能力を向上できるので、運動機能の維持・向上をはじめ、転倒リスクの軽減にも繋がるでしょう。リハビリテーションスタッフが個々の状態に合わせてプログラムを調整することで、安全かつ効果的なリハビリテーションを提供できます。

導入事例

同トレーニングの導入事例をご紹介します。

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▲画像提供:株式会社ブラボーグループ


  • 運動機能向上デイサービス

・導入のきっかけ
安価でどこでも設置ができるうえに、さまざまなアプローチができ、幅広い用途で使えるため。

・活用方法
個別機能訓練の一部として活用。麻痺や各種疾患が原因となって引き起こされる動作不良や平衡機能の改善に使っている。

・利用者の声
動作を行うなかで、自分がうまくできない動きやコントロールの欠如に気づき、継続することで次第に正しい動きができるようになることを実感。
自分自身の身体が負荷になるので安心感がある。

  • 介護予防特化型デイサービス

・導入のきっかけ
導入コストが安く、ストレッチや可動域の改善を目的に導入。

・活用方法
30分のセッションのなかで、6分のプログラムを3回。基本は椅子に座った状態で、可動域改善・筋力向上のエクササイズを行っている。

・利用者の声
日々の生活に前向きで元気が出るようになった。
定期的な歩行評価でもスコアの改善が見られる。

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▲画像提供:株式会社ブラボーグループ


同社では、製品の販売だけでなく、TRX製品を使用した指導者を育成するためのトレーニングコースの開催にも注力しています。
介護従事者や理学療法士をはじめ、高齢者に運動指導をされている方に向けた「介護予防ベーシック」「介護予防実践プログラム」という2つのオンラインプログラムや、基本的な使用方法を学ぶ「TRXサスペンショントレーニングコース」、リハビリ・介護予防に応用できる「TRXスポーツ医学サスペンショントレーニングコース」など、対面のプログラムも用意しています。さまざまなコースがあるので、ニーズに合わせた学習が可能です。

■詳細情報
株式会社ブラボーグループ
TRXサスペンショントレーニング

株式会社 エスケーエレクトロニクス

株式会社エスケーエレクトロニクスは、2001年に前身である株式会社写真化学のエレクトロニクス事業部門を母体として設立されたフォトマスクメーカーです。FPD(フラットパネルディスプレー)技術の進化に合わせ、高精細・大型フォトマスクの製造技術を開発し、業界の発展に貢献しています。
また、主力のフォトマスク事業に加え、RFIDやヘルスケアなどの新規事業にも注力。長年培ってきた技術力とノウハウを基盤に、フォトマスク業界にて躍進し続けるとともに、未来社会の発展に貢献すべく、積極的に新規事業に挑戦しています。

もっと身近に、もっと笑顔に「電気刺激装置 WILMO」

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▲画像提供:株式会社 エスケーエレクトロニクス


同社の「電気刺激装置 WILMO」は、脳卒中患者の機能改善を目的とした装着型の随意運動介助型電気刺激装置です。経皮的な神経・筋刺激により、筋萎縮改善を図る医療機器として、脳卒中リハビリテーションの場面において活用されています。

同製品は、神経促通刺激とバイオフィードバックという2つの機能を1台で実現。筋電位に比例した電気刺激をリアルタイムに出力し、同じ電極からの筋電検出と電気刺激の入出力により、正確な運動学習を支援します。
小型軽量設計で袖口に収まるサイズも、同製品の特徴です。約55gの軽量な本体に加え、腕時計のようなデザインを採用することで、長時間の装着による負担を軽減。3つのボタンによるシンプルな操作で、患者自身も簡単に使用できます。そのため、日常生活のなかで無理なくリハビリテーションに取り組むことが可能です。より身近に、そして笑顔でリハビリテーションと向き合えるウェアラブル医療機器といえるでしょう。

導入事例

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▲画像提供:株式会社 エスケーエレクトロニクス


同製品の導入事例をご紹介します。

  • 同製品を選定した理由
    個別リハビリテーション時間外の有効活用を図るため、随意運動アシスト機能、小型軽量設計、簡単操作といった特徴を持つ同製品を導入。患者自身で容易に装着・調整ができる点も導入の決め手となった。
    電極貼り付け後も微調整ができ、操作方法が簡単で患者が使いやすい点が魅力だった。

  • 使用方法とスタッフや患者の反応
    手や前腕のリハビリテーションはもちろん、家事などの生活動作練習にも使用。また、患者への貸出も実施。使用方法を指導したうえで、病棟や自宅にて患者自身に使用してもらった。
    スタッフ・患者ともに操作が簡単という声が多数。患者への説明も負担感が少ないので、使用頻度が高い。「非常にコンパクトで軽い」という印象。患者からは「家でも使用できそう」との意見も多い。

同製品を導入している病院では、関連病院であるカンボジアの救命救急センターでも同製品を活用しています。医療従事者不足で、適切な量と質のリハビリテーションを提供できていなかったのが、同製品の貸出と遠隔リハビリテーションをセットにしたサービスを開始し、外来でフォローアップすることで質を担保したそうです。

このように同製品は、リハビリテーションの効率を高め、患者の自立を支援するとともに医療従事者の負担軽減にも貢献するといえます。国内外における医療の発展、環境整備に寄与する「電気刺激装置 WILMO」に、ぜひご注目ください。

■詳細情報
株式会社 エスケーエレクトロニクス
電気刺激装置 WILMO

株式会社 アコーズ

長野県に拠点を置く株式会社アコーズ。健康や医療関連機器および解析ソフトの企画・開発・製造・販売を行っている企業です。
同社では、超高齢社会の日本を「健康・長寿」の国とするために、人々の健康維持や身体能力の回復に役立つ商品を生み出しています。なかでも、手軽にできるウォーキングを手助けする歩数計・活動量計に注力。「売れる商品」ではなく「必要とされる商品」を目標に、顧客ニーズに合わせた商品やサービスを提供しています。

活動量計とは

活動量計は、身体活動から運動強度を測定して1日の総消費カロリーを計測する機器です。総消費カロリーとは、基礎代謝と食事代謝、活動消費カロリーの合計を指します。
活動量計に身長・体重・年齢を入力すると、何もせずとも消費されるエネルギーである基礎代謝を測れます。そのほか、歩行以外の日常的な活動も計測可能。一日の運動量を把握することができるので、健康管理に役立ちます。

幅広く活用できるリハビリ歩行計「AM800N」

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▲画像提供:株式会社 アコーズ


同社のリハビリ歩行計「AM800N」は、いままで計測が難しかった動きの少ないすり足や不規則な歩行を計測できる活動量計です。本体を付属のウェストホルダーに取り付け、ズボンやベルトなどの腰部分に装着します。歩行時の腰の動きから上下の揺れを通常歩数、前後左右の不規則な揺れをリハビリ歩数として計測。通常歩数とリハビリ歩数の割合からリハビリ進捗度も算出が可能です。そのほか、姿勢状況も検知し記録されます。
高齢者の小股でゆっくりとした歩行や、リハビリ患者の不規則な歩行を計測できる同商品。介護・リハビリの現場で、高齢者の歩行状況やリハビリの進捗度・経過観察などに幅広く活用できるでしょう。

リハビリ歩行計「AM800N」で歩行のモチベーションアップ!

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リハビリ歩行計「AM800N」で計測したデータは、専用アプリ「Ayumin」を通してグラフ化や印刷、CSV出力などを行えます。データの可視化でリハビリの進捗度が分かりやすいことはもちろん、スタッフ間での情報共有にも便利です。歩行や姿勢の状況を確認することで、生活パターンを把握したり運動指導に活用したりすることができます。
また、歩数やリハビリ進捗度について高齢者やリハビリ患者が自身で確認できるので成果を実感しやすく、歩行のモチベーションアップにも繋がります。
同商品は、利用者さまや患者さまに喜んでいただけるリハビリケアをお探しの方におすすめです。

■詳細情報
株式会社 アコーズ
リハビリ歩行計「AM800N」

株式会社リモハブ

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▲画像提供:株式会社リモハブ


株式会社リモハブは、在宅でのオンライン管理型心臓リハビリテーションシステムの開発を進めている企業です。
日本において死因の上位である心疾患。心不全などを含む心疾患患者数は、増加傾向にあります。心疾患患者には心臓リハビリテーションとして週に3〜5回、30分ほどの有酸素運動を行うことが推奨されていますが、退院後に行う外来通院型リハビリテーションの普及率は10%未満しかない現状です。心疾患患者の多くが高齢者のため、頻回の通院が難しかったり、家族の付き添いの負担が大きかったりなどが理由として挙げられます。
同社は、心臓リハビリテーションの実施率が低いという問題を解決するために2017年に事業を開始しました。これまで通院しなければ受けられなかった心臓リハビリテーションを自宅でも受けられるように遠隔医療サービスの開発を実施。クラウドを介して患者の自宅と医療機関をつなぎ、在宅で医療者とともに心臓リハビリテーションを行える世界を目指しています。

遠隔医療システムについて

同社が開発している「オンライン管理型心臓リハビリテーションシステム」は、エクササイズバイクと心電計をアプリで管理し、医療機関と自宅をクラウドでつなぐことで、自宅にいながら医療レベルの心臓リハビリテーションを受けることができます。医療者はビデオ通話にて体調を問診し、心臓リハビリテーション中の生体情報を病院側からモニタリング。ウェアラブル心電計を装着し、心電図を病院に送信しながら実施するので、患者の状態に合わせた適切な運動負荷量調整ができます。
同システムが普及することで、患者側の通院の負担を減らし、心臓リハビリテーションを継続できる環境が整えば、健康寿命を延ばすことにもつながるでしょう。

株式会社リモハブ創業の想い・今後の目標

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▲画像提供:株式会社リモハブ


循環器疾患の医師として心不全を専門に診察や臨床研究に携わっていた際に、心不全患者の再入院の多さを問題視し研究を重ねていた、同社の創業者である谷口氏。「ジャパン・バイオデザインプログラム」という医療機器開発に関する人材プログラムに参加し、日本で医療機器開発を行うことの重要性を感じ、同社を創業しました。
同社では、開発している「オンライン管理型心臓リハビリテーションシステム」を心疾患だけでなく、運動療法で改善が期待できる生活習慣病や腎臓病などさまざまな疾患にも展開していくことを目指しています。また、運動療法以外の栄養指導や服薬管理、遠隔診療などを在宅で完結できるような基盤づくりにも尽力。日本の医療機器開発の発展や人々が生涯健康な人生を過ごせる環境の構築に貢献しています。
心臓リハビリテーションや遠隔医療に興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。

■詳細情報
株式会社リモハブ

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