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継続的なリハビリをサポートする商品やシステムを生み出す企業

a year ago

リハビリを継続して行うためには、患者さま・利用者さまのモチベーション維持やリハビリを実施する環境づくりが大切といえます。
本記事では、リハビリ特化歩行計や遠隔で実施可能な心臓リハビリテーションシステムなど、継続的なリハビリをサポートする商品やシステムを開発している企業を紹介します。

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株式会社 アコーズ

長野県に拠点を置く株式会社アコーズ。健康や医療関連機器および解析ソフトの企画・開発・製造・販売を行っている企業です。
同社では、超高齢社会の日本を「健康・長寿」の国とするために、人々の健康維持や身体能力の回復に役立つ商品を生み出しています。なかでも、手軽にできるウォーキングを手助けする歩数計・活動量計に注力。「売れる商品」ではなく「必要とされる商品」を目標に、顧客ニーズに合わせた商品やサービスを提供しています。

活動量計とは

活動量計は、身体活動から運動強度を測定して1日の総消費カロリーを計測する機器です。総消費カロリーとは、基礎代謝と食事代謝、活動消費カロリーの合計を指します。
活動量計に身長・体重・年齢を入力すると、何もせずとも消費されるエネルギーである基礎代謝を測れます。そのほか、歩行以外の日常的な活動も計測可能。一日の運動量を把握することができるので、健康管理に役立ちます。

幅広く活用できるリハビリ歩行計「AM800N」

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▲画像提供:株式会社 アコーズ


同社のリハビリ歩行計「AM800N」は、いままで計測が難しかった動きの少ないすり足や不規則な歩行を計測できる活動量計です。本体を付属のウェストホルダーに取り付け、ズボンやベルトなどの腰部分に装着します。歩行時の腰の動きから上下の揺れを通常歩数、前後左右の不規則な揺れをリハビリ歩数として計測。通常歩数とリハビリ歩数の割合からリハビリ進捗度も算出が可能です。そのほか、姿勢状況も検知し記録されます。
高齢者の小股でゆっくりとした歩行や、リハビリ患者の不規則な歩行を計測できる同商品。介護・リハビリの現場で、高齢者の歩行状況やリハビリの進捗度・経過観察などに幅広く活用できるでしょう。

リハビリ歩行計「AM800N」で歩行のモチベーションアップ!

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リハビリ歩行計「AM800N」で計測したデータは、専用アプリ「Ayumin」を通してグラフ化や印刷、CSV出力などを行えます。データの可視化でリハビリの進捗度が分かりやすいことはもちろん、スタッフ間での情報共有にも便利です。歩行や姿勢の状況を確認することで、生活パターンを把握したり運動指導に活用したりすることができます。
また、歩数やリハビリ進捗度について高齢者やリハビリ患者が自身で確認できるので成果を実感しやすく、歩行のモチベーションアップにも繋がります。
同商品は、利用者さまや患者さまに喜んでいただけるリハビリケアをお探しの方におすすめです。

■詳細情報
株式会社 アコーズ
リハビリ歩行計「AM800N」

株式会社リモハブ

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▲画像提供:株式会社リモハブ


株式会社リモハブは、在宅でのオンライン管理型心臓リハビリテーションシステムの開発を進めている企業です。
日本において死因の上位である心疾患。心不全などを含む心疾患患者数は、増加傾向にあります。心疾患患者には心臓リハビリテーションとして週に3〜5回、30分ほどの有酸素運動を行うことが推奨されていますが、退院後に行う外来通院型リハビリテーションの普及率は10%未満しかない現状です。心疾患患者の多くが高齢者のため、頻回の通院が難しかったり、家族の付き添いの負担が大きかったりなどが理由として挙げられます。
同社は、心臓リハビリテーションの実施率が低いという問題を解決するために2017年に事業を開始しました。これまで通院しなければ受けられなかった心臓リハビリテーションを自宅でも受けられるように遠隔医療サービスの開発を実施。クラウドを介して患者の自宅と医療機関をつなぎ、在宅で医療者とともに心臓リハビリテーションを行える世界を目指しています。

遠隔医療システムについて

同社が開発している「オンライン管理型心臓リハビリテーションシステム」は、エクササイズバイクと心電計をアプリで管理し、医療機関と自宅をクラウドでつなぐことで、自宅にいながら医療レベルの心臓リハビリテーションを受けることができます。医療者はビデオ通話にて体調を問診し、心臓リハビリテーション中の生体情報を病院側からモニタリング。ウェアラブル心電計を装着し、心電図を病院に送信しながら実施するので、患者の状態に合わせた適切な運動負荷量調整ができます。
同システムが普及することで、患者側の通院の負担を減らし、心臓リハビリテーションを継続できる環境が整えば、健康寿命を延ばすことにもつながるでしょう。

株式会社リモハブ創業の想い・今後の目標

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▲画像提供:株式会社リモハブ


循環器疾患の医師として心不全を専門に診察や臨床研究に携わっていた際に、心不全患者の再入院の多さを問題視し研究を重ねていた、同社の創業者である谷口氏。「ジャパン・バイオデザインプログラム」という医療機器開発に関する人材プログラムに参加し、日本で医療機器開発を行うことの重要性を感じ、同社を創業しました。
同社では、開発している「オンライン管理型心臓リハビリテーションシステム」を心疾患だけでなく、運動療法で改善が期待できる生活習慣病や腎臓病などさまざまな疾患にも展開していくことを目指しています。また、運動療法以外の栄養指導や服薬管理、遠隔診療などを在宅で完結できるような基盤づくりにも尽力。日本の医療機器開発の発展や人々が生涯健康な人生を過ごせる環境の構築に貢献しています。
心臓リハビリテーションや遠隔医療に興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。

■詳細情報
株式会社リモハブ

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