転職マニュアル

履歴書の書き方!自己PR・志望動機を書く際のポイントも解説

転職a year ago

転職をするとなれば思い浮かぶのが履歴書の準備。改めて書こうとすると書き方が分からず、学歴はいつから書くべき良いか、自己PRや志望動機はどのように書けば良いかと、疑問を感じるものです。

ここでは、履歴書の準備に手間取っている方のために、事前準備で必要なことから各項目の書き方について紹介します。自己PRや志望動機を書く際のポイントについても説明するので見ていきましょう。

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履歴書の書き方~事前準備編~

まずは履歴書を書くにあたって必要な事前準備から説明します。

履歴書は適切なテンプレート・フォーマットを選ぶ

履歴書のフォーマットとしてはJIS規格の履歴書が広く使われています。就職活動向けやアルバイト・パート向けなど、いくつかの種類があるため、自分の状況に適したものを選びましょう。

読みやすさと正確さを意識する

採用担当者が一つの履歴書をチェックするのに割く時間は限られていますので、作成する側は読みやすく正確な履歴書を作成する必要があります。

具体的には、情報の間違いや誤字・脱字、記入漏れなどがないかを意識して作成することが大切です。また、写真の貼り忘れにも注意が必要です。

修正ペンなどは使わずボールペンで書く

履歴書に記入する際は、シャープペンシルや消えるボールペンは使わず、基本的にはボールペンで作成します。また、間違えてしまった際に修正ペンを使うのではなく、新しい用紙に書き直しましょう。
手書きに自信がなくても、読みやすいように丁寧さを意識して書くことが大切です。

日付を最新の状態にする

履歴書の日付は記入時点で最新の状態にします。
郵送の場合は投函・発送する日を、持参する場合は持参当日の日付を記載しましょう。
また、同封する職務経歴書や送付状、他の選考書類も同じ日付で記載します。

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履歴書の書き方~「学歴」「職歴」欄

続いて、履歴書に必ずある学歴・職歴の項目について、書き方のポイントを説明します。

学歴は高校入学から記入する

学歴の欄には、高校の入学時点からの情報を記入します。中学校を卒業した後は義務教育ではなくなるため、それ以降は自分がどのような教育を受けてきたかを正確に伝えたほうが、採用担当者にも人柄が伝わりやすいでしょう。
職歴の欄には、配属された部署や担当した業務についても簡単に記載します。

年は和暦か西暦どちらかに統一する

学歴と職歴の左にある「年」の書き方に明確な決まりはなく、和暦でも西暦でもどちらでも構いません。
ただし、何年に何をしていたかを採用担当者に伝える箇所なので、どちらかに統一して見やすいようにしておきましょう。

また、和暦の場合はアルファベットの略号(昭和=S、平成=Hなど)を使わずに漢字で記載します。年度の計算が難しい場合はネット上に計算ツールがありますので、利用するとよいでしょう。

学校・学部・学科などの名称は省略しない

大学などは大学名や学部、学科などを省略せずに全て書き、大学院の場合も大学院名から専攻まで全て記載します。
自分がどのような分野を専門に学んできたかを伝える箇所なので、応募先に役立つことであればより詳細に書くとよいでしょう。

学歴の末尾については大学の学部卒なら「卒業」、大学院であれば「修士課程 修了」もしくは「博士課程修了」と記載しましょう。

職歴は期間に関係なく全て記載する

職歴は少しでも所属した職場があれば、期間の長さに関係なく全て記載します。しかし、応募先と関連のないアルバイト経験については記載しなくて構いません。

現職の退職予定日が決まっている場合は末尾に「退職予定」と記載します。
記載が終わったら、右詰めで「以上」と記載して、これ以上の経歴がないことを知らせます。

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履歴書の書き方~「自己PR」「長所」欄~

続いて、履歴書の自己PRや長所の書き方とポイントについて順を追って説明します。

応募先と自分の接点を意識する

まずは応募先の業務内容と自分の経験に接点がないかを考えてみましょう。
自分がアピールしたいことも大切ですが、その企業の今後に役立てるかどうかが重要です。

具体的なエピソードで説得力を出す

応募先との接点とそれにマッチする自身の経験があれば、過去にあった具体的なエピソードも伝えることで、アピールに説得力を持たせることができます。

たとえば、真面目に物事に取り組めることをアピールしたいなら、「目標達成のためにできることを洗い出して、毎日〇時間必要な量をこなすようにしました」など、数値なども用いて説明できるとなおよいでしょう。

「志望動機」欄の内容と矛盾していないかを確認する

企業は採用をするからには長く働いてほしいと考えています。そのため、立派な自己PRであっても、志望動機と不整合があると効果的とはいえなくなります。

入社してからどのように活躍したいかにフォーカスして履歴書の自己PRと志望動機を作成しましょう。

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履歴書の書き方~「志望動機」欄~

続いて履歴書の「志望動機」の項目について書き方やポイントを説明します。

やりたい仕事・キャリアプランを明確にする

履歴書の志望動機を書く際は、自分がやりたい仕事やキャリアプランを明確にすることから始めましょう。転職は入社することがゴールではなく、自分が活き活きと仕事に向き合えるか転職先で目指すことを実現できるかが重要になります。
目標が曖昧なままでは、たとえ転職できても気持ちがブレてしまって、仕事に不満を感じたり、再び転職活動をしたりすることになりかねません。
やりたいことやプランが明確にできたら、その理由も併せて考えておきましょう。

その職場・仕事じゃないといけない理由を書く

次に、その職場や仕事でなければいけない理由を明確にしましょう。
志望先と似た特徴や業務内容の職場がほかにもある中で、なぜその志望先を選んだのかという理由です。

自分が転職先に対して率直に感じた魅力、今までの人生やこれまで経験してきたからこそ感じられたことなどを振り返り、志望理由を考えてみましょう。

転職理由と一貫性のある志望動機を書く

転職理由と志望動機に矛盾が生じてしまうと、選考中に説得力のある受け答えができなくなります。転職を考えたきっかけとその職場を志望した理由に関連性があるかを確認をしましょう。

なお、転職理由は仕事内容や人間関係、給与などの待遇、条件などが人によってさまざまなですが、ネガティブな理由ではなく、ポジティブな理由を伝えることが大切です。

自分が会社に与えられる結果・スキルについて書く

志望動機の欄においても、文章の締めの部分などで自分ができることをアピールできるとなおよいでしょう。
これまでの経験と照らし合わせて、「自分なら○○ができる」と締めくくりの文章で伝えられるのが理想的です。

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履歴書を書き終えたらすること

最後に、履歴書の作成後にしておくとよいことについて説明します。

応募先ごとで保存しておく

応募先ごとに見返せるように、履歴書をコピーして保存しておくとよいでしょう。

書類選考を通過できたときにどのようなことが面接で質問されそうか、対策を考えることが可能です。また、書類選考が通らなかった場合も原因を見直すために役立ちます。

郵送前に必ず見直す

郵送前に誤字・脱字、記入漏れがないか必ず確認しましょう。
作成直後には気付かなかったことも、少し時間を置いて読み返すとミスや違和感に気付くことができるかもしれません。

また、誤った情報を書くと経歴詐称となってしまうリスクもゼロではありません。
資格や免許で期限切れのものがないか、証明書の提出を求められても対応できるかどうかなど、確認しておきましょう。

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履歴書の書き方に関するまとめ

履歴書の書き方について、履歴書の項目ごとに説明しました。

  • 採用担当者に見てもらえる時間は決まっているため、正確な履歴書を作成する。
  • 自己PRや志望動機は自分と応募先の分析を十分に行ってから書く。
  • 提出前にコピーの保存と内容の確認をする。

転職活動を有利に進めるために、クオリティの高い履歴書を準備しましょう。

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