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臨床心理士試験の内容や対策は?受験資格・日程・合格率も解説

5 days ago

「臨床心理士試験とはどのような試験かよく分からない」という方もいるのではないでしょうか?臨床心理士試験は、臨床心理士の資格を取得するための試験のことです。この記事では、臨床心理士試験を受験する流れや日程、試験内容、合格率の推移を紹介します。臨床心理士試験のおすすめの勉強法や対策も解説するので、ぜひ参考にしてください。

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臨床心理士試験とは

臨床心理士試験とは、臨床心理士の資格を取得するための資格試験のことです。
公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会「臨床心理士とは」によると、臨床心理士の資格の認定は、公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会によって実施されています。また、2025年4月1日時点で臨床心理士の認定を受けているのは約4万3000人です。

臨床心理士試験に合格し、臨床心理士の認定を受けることで、心理の専門職としての活躍の幅が広がるでしょう。臨床心理士は、心理職の代表的な資格の一つです。

参考:公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会「臨床心理士とは」

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臨床心理士試験を受けるには

臨床心理士試験を受けるには、指定大学院の卒業や一定年数以上の心理臨床経験などが必要です。ここからは、臨床心理士試験の受験資格と申し込み方法を見ていきましょう。

臨床心理士試験の受験資格

公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会「臨床心理士資格認定事業」によると、臨床心理士試験を受けるには、以下のいずれかの要件を満たして必要書類を提出することが求められます。

  • 第1種指定大学院(新1種指定校)を修了する
  • 第1種指定大学院(旧1種指定校)を修了し、1年以上の心理臨床経験を積む
  • 第2種指定大学院(新2種指定校)を修了し、1年以上の心理臨床経験を積む
  • 第2種指定大学院(旧2種指定校)を修了し、2年以上の心理臨床経験を積む
  • 学校教育法に基づく大学院で、臨床心理学など心理臨床の分野を専攻する専門職学位課程(専門職大学院)を修了する
  • 諸外国における、上記の新1種指定校・新2種指定校と同等以上の教育歴を有し、日本国内で2年以上心理臨床経験を積む
  • 医師免許を取得し、2年以上の心理臨床経験を積む

大学院を修了して臨床心理士試験を受ける場合、大学院の分類によって実務経験が必要かどうかが異なるようです。
第1種指定大学院(新1種指定校)の場合、修了後すぐに臨床心理士試験を受けられます。一方で、第2種指定大学院(新2種指定校)の場合、臨床心理士試験を受けるには、修了後1年以上の心理臨床経験が必要です。

なお、指定大学院・専門職大学院の一覧は、公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会「臨床心理士受験資格に関する指定大学院・専門職大学院一覧」で確認できます。

参考:公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会「臨床心理士資格認定事業」
公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会「受験資格」

臨床心理士試験の申し込み方法

公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会「資格審査の実施」によると、臨床心理士試験に申し込んで受験票を受領するまでの流れは、以下のとおりです。

  • 「臨床心理士資格審査申請書請求」サイトに必要事項を入力する
  • 申請書類の請求費用(1500円/部)を支払う
  • 申請書類を受領する
  • 申請書類の提出と審査料の納付を行う
  • 臨床心理士資格審査受験票を受領する

公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会「『臨床心理士資格審査申請書請求』サイト」は、申請書類の請求期間になるとアクセスが可能です。申請書類は、申し込み・入金確認後、7営業日以内に発送されます。
申請書類を提出し、受験資格があることが確認されると、臨床心理士資格審査受験票が送付される流れです。

参考:公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会「資格審査の実施」
公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会「『臨床心理士資格審査申請書請求』サイト」

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臨床心理士試験の日程

公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会「資格審査スケジュール」によると、2025年度の臨床心理士試験は、以下の日程で実施されました。

内容
日程
書類請求期間 2025年6月23日~2025年8月8日
受験申し込み受付期間 2025年6月24日~2025年8月31日(当日消印有効)
一次試験(筆記試験) 2025年10月11日(土)
二次試験(口述面接試験) 2025年11月22日(土)・23日(日)・24日(月祝)
合格発表 2025年12月下旬ごろ

参考:公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会「資格審査スケジュール」

臨床心理士試験が実施されるのは、例年10~11月ごろです。試験は一次試験と二次試験に分かれており、一次試験の「多肢選択方式試験」の成績が基準に達している方のみ、二次試験を受験できます。

一次試験の結果発表のスケジュールは公表されていませんが、試験日から2~3週間後の10月下旬ごろに通知が届くことが多いようです。二次試験(口述面接試験)の実施期間は3日間設けられており、一次試験の結果とともに受験する日時が通知されます。

なお、臨床心理士試験の実施場所は、一次試験・二次試験ともに東京都の1ヶ所のみです。遠方に住んでいる方は、受験会場までの移動を含めて早めに計画を立てておくと良いでしょう。

参考:公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会「資格審査スケジュール」

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臨床心理士試験の内容

公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会「資格審査の実施」によると、臨床心理士試験の内容は以下のとおりです。

試験の種類
試験の内容
一次試験
(筆記試験)
【多肢選択方式試験(100題)】
- 基本業務(臨床心理査定・臨床心理面接・臨床心理的地域援助・研究調査)に関する基礎知識
- 倫理・法律の基礎知識
- 臨床心理士の基本的な姿勢や態度にかかわる設問

【論文記述試験(1題)】
- 心理臨床に関するテーマについて、1001~1200字で論述を記載
二次試験
(口述面接試験)
- 臨床心理士としての基本的な姿勢や態度、専門家として最低限備えておくべき人間関係能力の実際が問われる

参考:公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会「資格審査の実施」

一次試験(筆記試験)は、多肢選択方式試験(マークシート)と論文記述試験の2つで構成されています。試験時間は、多肢選択方式試験が2時間30分、論文記述試験が1時間30分です。

二次試験(口述面接試験)は、2名の面接委員により実施されます。二次試験では、一次試験の論文記述の内容を尋ねられることもあるようです。そのため、一次試験終了後に、論文記述の内容を簡単にまとめておき、二次試験前に思い出せるようにしておくと良いでしょう。

なお、公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会「臨床心理士養成大学院認証事業」によると、専門職大学院を修了した方は、一次試験における論文記述試験の受験が免除されます。

参考:公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会「資格審査の実施」
公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会「臨床心理士養成大学院認証事業」

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臨床心理士試験の合格率の推移

公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会「『臨床心理士』資格取得者の推移」によると、臨床心理士試験の合格率の推移は、以下のとおりです。

実施年度 受験者数 合格者数 合格率
2022年度 1810人 1173人 64.8%
2023年度 1705人 1134人 66.5%
2024年度 1816人 1200人 66.1%

参考:公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会「『臨床心理士』資格取得者の推移」

2022~2024年度の臨床心理士試験の合格率は、65%前後で推移しています。受験者は、大学院で学んだり実務経験を積んだりしているにもかかわらず、3割以上が不合格なので、試験問題は専門性が高いといえるでしょう。
そのため、臨床心理士試験の合格を目指すには、入念な試験対策が必要です。

参考:公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会「『臨床心理士』資格取得者の推移」

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臨床心理士試験のおすすめの勉強法・対策

ここでは、臨床心理士試験のおすすめの勉強法・対策を3つ紹介します。

学習スケジュールを立てて試験対策を行う

臨床心理士試験の勉強は、学習スケジュールを立ててから始めるのがおすすめです。前述のとおり、臨床心理士試験では「多肢選択方式試験」「論文記述試験」「口述面接試験」の3つの試験が行われます。試験範囲や内容が幅広いため、3つすべての試験の対策が十分に行えるよう、試験日から逆算して学習スケジュールを立てることが大切です。

なお、一次試験と二次試験の間は1ヶ月程度の期間が空きます。そのため、一次試験までは一次試験対策に重きを置いて学習を進め、二次試験の対策は一次試験終了後から本格的に始めるのも良いでしょう。

臨床心理士試験の過去問を活用する

臨床心理士試験の対策では、過去問を活用し、出題される問題の傾向をつかむことが大切です。過去問を活用すると、出やすい問題の種類や出題分野の傾向、問われるポイントなどを把握できます。問題の傾向が分かると、優先順位をつけて効率良く試験対策を進められるでしょう。

また、本番を想定し、時間を測りながら過去問を解いてみるのもおすすめです。特に、論文記述試験では、時間内に決められた文字数の小論文を書き上げる必要があります。臨床心理士試験に合格するには、時間配分を行いながら試験に挑む練習をしておくことが重要といえるでしょう。

知識をアウトプットする練習を行う

臨床心理士試験を受けるうえで、習得した知識をアウトプットする練習を行っておくことも大切です。論文記述試験や口頭面接試験では、教育課程や心理臨床経験などをとおして得た知識を基に、臨床心理士の業務に対する考えを自身の言葉で表現する力が求められます。

分かりやすい表現や構成を用いて相手に伝える力は、臨床心理士として業務を行う際にも必須となるスキルの一つといえるでしょう。よって、臨床心理士の取得を目指す方は、インプットした知識や自身の考えを正確にアウトプットできるよう、繰り返し練習しておくのがおすすめです。

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臨床心理士試験は臨床心理士の資格を取るための試験

  • 臨床心理士試験は、例年10~11月ごろに実施される
  • 臨床心理士試験では、筆記試験(一次試験)と口述面接試験(二次試験)が行われる
  • 臨床心理士試験の近年の合格率は65%程度

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