職種・資格情報

英語力は看護師に必要?スキルを活かせる職場や役立つ資格を紹介

9 days ago

「英語力は看護師に必要か知りたい」という方もいるのではないでしょうか?英語力は看護師の必須スキルではないものの、英語力があると就職先の幅が広がるメリットがあります。この記事では、英語力を活かせる看護師の職場を紹介します。看護師が英語力を身に付けるメリットやスキルアップにつながる資格も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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英語力は看護師の仕事に必要?

看護師として働くうえで、英語力は必須スキルではありません。一方で、看護師に英語力があると、活躍できる職場や携われる業務の幅が広がる可能性があるでしょう。

近年では、日本語を母語としない在留外国人や訪日外国人の患者も増えており、英語力がある人材の需要は高まっています。そのため、英語力があると、看護師として働くうえで強みとなるでしょう。

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英語力を活かせる看護師の職場:医療機関

ここでは、英語力を活かせる看護師の職場のうち、医療機関に該当するものを4つ紹介します。

外国人患者受入れ医療機関認証制度の認証を取得する病院

厚生労働省「『「外国人患者受入れ医療機関認証制度」の認証取得後の受入れ対応状況に関する調査』の結果公表」によると、「外国人患者受入れ医療機関認証制度」とは、外国の方々が安心・安全に日本の医療サービスを受けられる体制が整った医療機関を認証する制度のことです。

外国人患者受入れ医療機関認証制度の認証を取得した医療機関では、多言語による診療案内や、異文化・宗教に配慮した対応などを行っています。ほかの医療機関と比べて外国人患者が多いため、英語力がある看護師はスキルを活かせるでしょう。

なお、外国人患者受入れ医療機関認証制度の認証を取得した医療機関では、適切な通訳が提供できるよう医療通訳の体制が整備されており、専門のスタッフが在籍していることもあります。そのため、看護師は診察までの案内や声掛けがスムーズに行えるよう、日常会話レベルの英語力を身に付けておくと良いでしょう。

参考:厚生労働省「『「外国人患者受入れ医療機関認証制度」の認証取得後の受入れ対応状況に関する調査』の結果公表」

EPA外国人看護師の働く病院

厚生労働省「インドネシア、フィリピン及びベトナムからの外国人看護師・介護福祉士候補者の受入れについて」によると、EPA外国人看護師とは、経済連携協定(EPA)に基づき来日し、日本の看護師免許の取得を目指す外国人看護師のことです。2026年4月現在、経済連携協定に基づく外国人看護師の受け入れは、インドネシア・フィリピン・ベトナムの3ヶ国を対象に行われています。

EPA外国人看護師は、外国人看護師候補生として日本の看護の現場を経験しながら、必要な知識や日本語力を身に付けていくのが特徴です。看護師がEPA外国人看護師の受け入れを行っている病院で働く場合、一定の英語力があると、業務中のフォローができたり教育に携われたりするでしょう。

参考:厚生労働省「インドネシア、フィリピン及びベトナムからの外国人看護師・介護福祉士候補者の受入れについて」

大都市や観光地の病院

大都市や観光地の病院には、日本滞在中に体調不良を起こした外国人が来院することもあります。突発的なけがや病気が原因で来院する外国人患者のなかには、日本語による意思疎通が困難な方もいるでしょう。そのため、初期対応や案内をスムーズに行えるレベルの英語力がある看護師は、重宝されると考えられます。
また、慣れない土地でのトラブルに不安をもつ方も多いため、英語による会話ができることで、安心感を与えられるでしょう。

美容クリニック・美容外科

近年、高い美容医療技術を求めて、日本の美容クリニックや美容外科を利用する外国人患者が増えています。なかには、美容施術を受けるために来日する方もいるようです。
そのため、美容クリニックや美容外科では、一定の英語力があると強みになるでしょう。病院やクリニックによっては、外国語での対応が可能な医療スタッフを積極的に募集しているところもあるようです。

外国人患者の利用が多い美容クリニックや美容外科では、医療通訳を行えるスタッフが在籍している場合もあります。しかし、状況によっては、看護師などのその場のスタッフの対応が必要となる場面も。美容クリニックや美容外科の看護師を目指す場合は、日常会話レベル以上の英語力を身に付けておくと、採用の際に有利になりやすいでしょう。

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英語力を活かせる看護師の職場:医療機関以外

英語力を活かせる看護師の職場は、医療機関だけではありません。ここからは、医療機関以外で看護師が英語力を活かせる職場を3つ見ていきましょう。

ツアーナース・シップナース

ツアーナースとは、団体旅行に同行し、参加者の健康管理や体調不良時の応急手当を行う仕事です。一方、シップナースは、クルーズ船や貨物船に添乗し、船上において乗客や乗組員の体調管理や応急手当などを行います。

ツアーナースやシップナースは、外国人客への対応を行うこともあるため、看護の知識に加えて日常会話レベルの英語力があると、スムーズに対応できるでしょう。さらに、医療英語の知識があると、国外へのツアーやクルーズ船への添乗など、高い英語力が求められる仕事に携われる可能性も高くなります。

プリスクールやインターナショナルスクール

プリスクール・インターナショナルスクールとは、英語環境の中で保育・教育を行う施設のことです。プリスクールは幼稚園や保育園、インターナショナルスクールは小学校・中学校・高等学校にあたります。子どもの健康管理や発達の状態の確認などを行う目的で、看護師が配置される場合があるようです。

プリスクールやインターナショナルスクールでは、子どもたちとの会話は英語が中心のため、英語力は働くにあたって重要なスキルの一つといえます。スクールによっては、日本語を母語としない子どもやネイティブの英語講師とのコミュニケーションにおいて、英語力が必須となることもあるでしょう。
看護師がプリスクールやインターナショナルスクールで働く場合、日常会話レベル以上の英語力を身に付けておくとスムーズに仕事ができます。

製薬会社や医療機器メーカー

製薬会社や医療機器メーカーでは、外国製の医薬品や医療機器を扱うことがあります。そのため、高い英語力や英語の医療用語の知識があると、業務で役立つ場面が多いでしょう。
製薬会社や医療機器メーカーでは、医療に関する知識がある看護師が重宝される傾向にあります。看護師としての知識・スキルと英語力を掛け合わせると、業務で活躍できる範囲が広がるため、キャリアアップにつながることも期待できるでしょう。

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看護師が英語力を身に付けるメリット

看護師が英語力を身に付けるメリットの一つは、就職先の幅が広がることです。前述のとおり、英語力は看護師の必須スキルではないものの、職場によっては英語を使用する機会があったり、業務で役立つ場面があったりします。そのため、看護師が英語力を身に付けておくと、自身の強みとして就職・転職の際にアピールできるでしょう。

また、英語力を活かして働ける看護師の職場には、美容クリニックや製薬会社など、年収が高い傾向にある職場が含まれます。高い英語力があると、高収入を目指せる職場へ就職しやすくなる点もメリットといえるでしょう。

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看護師の英語力アップにつながる資格

ここでは、看護師の英語力アップにつながる資格を2つ紹介します。業務で活かせる英語力を身に付けたい看護師の方は、チェックしてみてください。

医療英会話技能認定

一般財団法人日本医療教育財団「技能審査認定 医療英会話技能認定」によると、医療英会話技能認定とは、医療機関における外国人患者の受付業務に役立つ基礎的な英会話力を評価・認定するものです。

医療英会話技能認定では、承認を受けた教育機関で指定のカリキュラムを履修し、修了試験に合格した方の技能を認定しています。
一般財団法人日本医療教育財団「医療英会話技能認定申請資格に関する教育訓練ガイドライン」によると、医療英会話技能認定では15時間以上の教育課程が設けられており、医療機関で使用する専門用語の英語表現や場面ごとの英会話フレーズなどを学習することが可能です。

試験は学科と実技(ロールプレイング)で実施され、学科と実技それぞれの得点率が70%以上で合格となります。医療英会話技能認定は、身体の部位や病名などの英語も学習範囲に含まれているため、英語の医療用語を学びたい看護師にもおすすめの資格です。

参考:一般財団法人日本医療教育財団「技能審査認定 医療英会話技能認定」

日本医学英語検定試験(医英検)

日本医学英語教育学会「2026年度 日本医学英語検定試験 第19回 応用級(3級)・基礎級(4級)受験要項」によると、日本医学英語検定試験(医英検)とは、医学・医療に特化した英語検定試験です。日本医学英語教育学会が主催しています。

日本医学英語検定試験のレベルは、以下の4つです。

  • エキスパート級(1級):医学英語教育を行えるレベル
  • プロフェッショナル級(2級):英語での論文執筆・学会発表・討論を行えるレベル
  • 応用級(3級):英語で医療に従事できるレベル
  • 基礎級(4級):基礎的な医学英語運用能力を有するレベル

応用級(3級)を取得すると、看護師として十分に英語力を活かしながら、医療の現場で働けるでしょう。
なお、3級と4級は受験資格が設けられていないため、誰でも受験できます。看護師が日本医学英語検定試験を受ける場合は、自身の現在の英語力や到達目標に合わせて受験する級を選ぶと良いでしょう。

参考:日本医学英語教育学会「2026年度 日本医学英語検定試験 第19回 応用級(3級)・基礎級(4級)受験要項」

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英語力があると看護師の転職で役に立つ

  • 看護師の英語力は、外国人患者の利用が多い大都市病院や美容クリニックなどで活かせる
  • 看護師の英語力が活かせる職場には、プリスクールや製薬会社などもある
  • 業務で使える英語力を身に付けたい看護師は、資格を取得するのがおすすめ

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