お役立ち情報
未来を育む!子どもたちの健やかな成長をサポートする組織
9 days ago

保育士の皆さんは、日々の業務に追われながらも、子どもたちの豊かな成長を願って日々励んでいらっしゃることと思います。
そこで本記事では、子どもの食の悩みをサポートする講座、園の業務効率化につながるサービス、子どもたちの発達支援に関する取り組みをご紹介します。ぜひ読み進めて、日々の保育活動に役立つヒントを見つけてください。
こども偏食少食ネットワーク協会
こども偏食少食ネットワーク協会は、こどもの食に悩む保護者と専門家とをつなぐ支援組織です。代表の田島氏は自身の子育て経験から、専門的なサポートの必要性を痛感し、本協会の設立に至りました。こどもの食への悩みと真摯に向き合うべく、保育士、保健師、看護師などの専門職と保護者が連携しやすいネットワークの構築と、科学的根拠に基づく食支援体制の確立に取り組んでいます。
近年、こどもの偏食や少食が増加傾向にあることから、同協会ではIFNetA認定「子ども摂食アドバイザー養成講座」を開講し、より効果的にサポートできる人材の育成を目指しています。
「こどもが食べてくれない」悩みに答える自信を。「子ども摂食アドバイザー養成講座」
こどもの食の支援には、科学的根拠に基づいたアプローチが不可欠です。保護者からの切実な相談に対して、適切なアドバイスを提供するためには、専門知識と実践的スキルの両方が求められます。
そのどちらも習得できるのが、「子ども摂食アドバイザー養成講座」です。同講座は、神奈川県立こども医療センター偏食外来で実績を重ねる大山牧子医師が監修を務めており、小児科専門医の臨床経験に基づいた信頼性の高いプログラムで構成されています。基本が学べる「BASIC講座」と、より専門的な内容を学べる「ADVANCED講座」の2つのコースを展開中です。
同講座では、こどもの「食べること」について、医学面・栄養面・摂食技能面・心理社会面の4つの専門的視点から体系的に学ぶことで、こどもの食の問題を適切に評価し、効果的なアプローチ方法を選択できるようになるだけでなく、保護者への具体的なサポート方法も習得できます。
BASIC講座(子ども摂食アドバイザー)

BASIC講座は、「こどもが食べてくれない」という日常的な悩みに寄り添い、正しくサポートするための対処法を学べる基本のコースです。小児摂食嚥下の基礎知識から、発達段階に応じた食支援の実践的なアプローチまでを体系的に学習します。
受講期間は2ヶ月で、全10回の開催予定です。BASIC編では、こどもの発達段階や個々の特性によって異なる点に目を向け、食事の時間やスクリーニング方法、具体的なアドバイスなどを提供できるスキルを習得します。
「離乳食がなかなか進まない」「偏食が気になる」といった園児の食事に関する悩みを持つ保育士にも役立つ内容となっています。実践的な事例検討を通じて、現場で即活用できるスキルを身につけられるため、保護者からの相談にも自信を持って対応できるようになるでしょう。

ADVANCED講座(子ども摂食エキスパートアドバイザー)
ADVANCED講座は、BASIC講座を修了した方が受講できる実践向けの専門的なコースです。エビデンスに基づいた確かな情報を保護者に提供し、長期的な支援を行える知識とスキルを習得できます。
受講期間は2ヶ月で、全7回実施されます。ADVANCED編では、支援現場で必要となる栄養評価方法や摂食技能の評価、問診票の提示方法を学ぶほか、発達障がいを持つこどもの特徴と対処法、こどもの将来を見据えた長期的な支援方法についても理解を深めることが可能です。実践的に学べる同講座は、医療・福祉従事者はもちろん、保育士や栄養士など、こどもの食に関わる全ての支援者に役立つでしょう。
「子ども摂食アドバイザー養成講座」は、e-Learningとオンラインセミナーにて実施されています。スマートフォンでの視聴も可能なため、自宅で落ち着いて受講したい方にもおすすめです。また、受講修了後には事例検討会や情報交換会などに参加できる機会もあり、学びを継続することができます。他職種間で知見を深め合いつつ、支援の輪を紡いでいけることは大きな魅力といえるでしょう。
■詳細情報
こども偏食少食ネットワーク協会
子ども摂食アドバイザー養成講座
株式会社うるる
「労働力不足を解決し人と企業を豊かに」というビジョンを掲げる株式会社うるる。既成概念にとらわれず、ユニークな発想で新しい解決策を生み出し続けています。
その一つが、独自のビジネスモデルであるCGS(Crowd Generated Service)です。
BPO事業で培った大量のディレクションノウハウと、約47万人のクラウドワーカーの労働力を掛け合わせることで、高品質なサービスを提供しています。CGSを活用したITサービスの提供で、新たな就労機会の創出と、企業の生産性向上に貢献することで、社会全体への発展を目指しています。
子どもたちの思い出を届ける!幼稚園・保育園の写真販売システム「えんフォト」

幼稚園や保育園での写真販売は、先生方にとって大きな負担となっています。写真の整理、展示、注文受付、集金など、多くの時間と手間がかかり、本来の保育業務に支障をきたすことも少なくありません。「えんフォト」は、そんな先生方の負担を軽減し、子どもたちの大切な思い出をより手軽に共有できる、幼稚園・保育園向けの写真販売システムです。
最大の特徴は、販売から購入まで、すべてインターネット上で完結すること。これにより、従来の煩雑なアナログ作業や現金の取り扱いが不要になります。
「えんフォト」が選ばれる5つの理由

自治体や社会福祉法人、学校法人など約5,000施設以上に導入されています。人気の理由を5つご紹介します。
1.簡単・スムーズな写真販売
Webサイト上でアルバムを作成し写真アップロードを行うだけで、簡単に販売を開始できます。保護者へのお知らせは、システムが自動生成する案内状を印刷して配布できるので非常に簡便です。
保護者にとっても、好きな時間にパソコンやスマートフォンから写真を選び購入できるメリットがあります。注文後は指定の住所に届くため、園に足を運ぶ必要もありません。
2.堅牢なセキュリティ体制
合言葉の設定、園による承認制度に加え、AWSの堅牢なサーバーで写真を保管しています。アルバムごとにパスワードを設定し、公開範囲を制限することで、より高いセキュリティ対策を講じているのも特徴です。また、国際的なセキュリティ基準であるISMS認証を取得している同社が運営しているため、個人情報の保護についても安心です。
3.導入・月額費用ゼロ
利用料金の費用が一切かからず、枚数販売のノルマもありません。園の予算や状況に合わせて無理なく導入・運用できます。
4.便利なサービス展開
離島を除いた全国で利用できる、カメラマンの派遣サービスが好評です。撮影が4時間以内であれば無料で対応可能。カメラマンが撮影した写真データは、事務局がアップロードを代行し、園でダウンロードできます。(カメラマンが撮影した写真のみ卸価格が増額)
また、AIを活用した登場回数チェックや顔認証機能に加え、自動選別オプションなど、AI技術を導入した追加機能もリリース予定です。
5.きめ細やかなサポート体制
電話、メール、SNSの自動応答により、利用中の困りごとをサポートしています。操作方法の質問や写真の購入漏れなども速やかに対応可能。カスタマーサクセス担当者がきめ細やかなサポートを実施しており、保護者の満足度は94%と高い評価を得ています。
「えんフォト」は、先生方の業務効率化と負担軽減、そして保護者とのコミュニケーション向上を実現する、心強いツールです。子どもたちの笑顔あふれる瞬間を、より多くの保護者の方と共有するためにご活用ください。
■詳細情報
株式会社うるる
えんフォト
一般社団法人日本ペガーボール協会
一般社団法人日本ペガーボール協会は、ペガーボールというスポーツを通じて、障がい者も健常者もすべての人々が共生できる社会の実現を目指しています。特に、身体障がいや発達障がい、知的障がいなどがある方、そしてその介護者の生活の質向上に貢献するため、さまざまな活動を展開していることが特徴です。
具体的には、障がい者と健常者が共に楽しめる場や介護に悩む親たちの交流の場を提供しています。障がい者理解の促進、未就学児や小学生の運動能力向上の支援、幼稚園や保育園、特別支援学級への協力などにも取り組んでいます。
また、各県・地域に支部を設立し、出張体験会やペガーボール大会の開催を通じて、ペガーボールの普及と地域活性化にも努めています。
未来を担う子どもたちの基礎体力向上に貢献!「ペガーボール」
「ペガーボール」は、鬼ごっこと玉入れを組み合わせたシンプルながらも奥深いスポーツです。特殊なポンチョを着た「ペガティー(鬼役)」に、ふわふわの玉を投げてくっつけるという簡単なルールで、誰でも気軽に楽しめます。制限時間内に、できるだけ多くの玉をペガティーにくっつけられるかを競います。

元々は福岡県で、障がい者クラスの体育補助運動具として開発されたのが始まりです。聴覚障がい児や知的障がい児の運動意欲が高まるよう、試行錯誤を重ねて誕生しました。
遊びながら自然に基本運動能力を高められるため、未就学児や幼稚園児の基礎体力向上にも役立っています。
同競技は、イベントや学校行事などで子どもたちに大人気です。簡単に玉をくっつけられるので、小さな達成感を味わえることが理由の一つといえるでしょう。子どもたちは玉をたくさんくっつけようと、待ち伏せ、追いかけ、仲間と協力し、自然とさまざまな作戦を考えてチームワークを育みます。特別支援学校でも注目されており、健康増進施設や教育機関で積極的に活用されています。
ペガーボール協会の3つのミッション
同協会は、以下の3つのミッションを掲げ活動しています。

1.子どもたちの運動量と運動能力の向上
現代の子どもたちは運動不足が深刻な問題となっており、幼少期からの運動習慣の重要性が認識されています。同協会は、未就学児の運動具としての活用を推奨し、健康な体格と運動能力の発展を支援しています。
2.障がい者と健常者のスポーツ交流
パラスポーツ体験会やスポーツ交流のイベントなどを開催し、障がい者理解の促進に努めています。これらのイベントは、参加者同士が協力してプレイしたり、共に応援したりしながら、スポーツの楽しさや喜びを分かち合う場となっています。
3.障がい児・障がい者の運動意欲の増進
障がいを持つ人の多くは、スポーツから遠ざかっているというデータがあります。この現状を変えるために、特に知的障がいのある子どもたちの運動意欲を高められるようなさまざまな取り組みを推進しています。
同協会の詳しい取り組みやペガーボールのルールなどは、Webサイトに掲載されています。興味のある方は、解説動画も併せてチェックしてみてください。
■詳細情報
一般社団法人日本ペガーボール協会
ペガーボール